強いカープの基礎を築いた 闘将ジョー・ルーツ。
もう語り尽くされておりますが、
負け犬根性の染み付いたチームを 戦う集団に変革。
ユニフォームに赤を取り入れ そして赤い帽子。
赤ヘル軍団の誕生。
監督としてのその姿は ペナントが始まってからわずか一ヶ月足らず。
甲子園球場でのタイガース戦。佐伯投手の投球の判定をめぐって猛抗議。
当時の弱いカープは審判にも嘗められっぱなし。
積もりに積もった感情が爆発。そして退場を宣告される。しかしホームプレートに仁王立ち。
最終的に 球団代表の重松氏がグラウンドに現れルーツを説得。事態の収拾を図る。
現場での権限を侵されたと理解したルーツは 即時監督の職を辞することを決意。
二度とグラウンドに現れることはありませんでした。
恐らく5月の初めだったと思いますが、
帰国するために訪れた当時の観音の広島空港での映像には
当時選手の衣笠氏の姿もあった気がします。
今や その昭和40年代当時を繰り返すかのごとく低迷を続けるカープなのですが。
来年は あの時の様な燃える集団になって 新球場を熱狂させてくれるのでしょうか。
謹んで ジョー・ルーツ氏のご冥福をお祈りいたします。
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