確かに痛い。
ただ、神の子 とはいえ人の子でもある。
『マエケンで負けたけど、まあ仕方ないか』
と、納得できる方法が たったひとつだけあった。
この3連戦の初戦を確実に勝ってさえいれば。
あの試合、まともな采配で勝ってさえいれば、
今日の敗戦は、そんなにダメージは大きくなかったはず。
返す返すも あの采配で負けた一敗は
今後、非常に尾を引くのであろうと思う。
昨日の11-5の場面からシュルツを投入することが出来るのであれば
初戦の8回途中から、シュルツの投入は容易だったはず。
それをせずして負けたことを 野村はどう考えているのか。
昨日の試合後に、
『投手はいつもと同じ投球をしてるようでは駄目だ。みんな野球をなめている。』
『野球を軽く考えている。みなさんも見ていたらわかるでしょう。』
という発言をしている。
また、赤松の守備に対しても
『小学生でも分かること。』と、一蹴している。
今日の9回表。
藤川を相手に梵がヒットで出塁。盗塁を決めて二死2塁となった。
ここで打者は当たっている栗原。
阪神ベンチは、すかさずコーチがマウンドへ行き、
藤川のプライドを保つために敬遠の指示を直接言葉で伝えにいった。
一方、我がチームの首脳陣は、
昨日の今井が炎上した3回裏。
満塁のピンチが二度もあったにもかかわらず、
タイムを取って間をあけにいくこともしない。
試合が終わっても、あんな言葉を吐き捨てる。
確かにミスを無くすための厳しい言葉は必要。
が、外に向けて発する言葉では有り得ない。
威厳を保とうとしてるのか、ただのパフォーマンスか、
はたまた カッコ付けか。
そういう発言を聞いた当事者たちは 一体何を思うのか。
尊敬され信頼される人の発言とはどんなものか。
もう一度、野村には考えていただきたい。
今日の試合をいくつか。
石原と小窪の打撃が酷すぎる件。
小窪は なんであんなヘンな打ち方になってしまったのだろう。
小手先でしゃくりこね上げるようなスイングに。
おそらく、自主トレのときにベイスターズの内川の打撃をヒントにしてるとか言ってました。
その影響が強いのでしょう。
軸足に体重を残したまま、バットをボールにぶつけていく感じ。
スローを見ると、内川の打撃に似ている部分が多い気がする。
左手一本で泳がされたようなスイングもやけに目立つ。
昨年までのようなシャープな振りの方が、
小窪には合っているような気がしてならないのですが。
今、結果を求められている中で そういう理由で打てないのは
良いものをもっているだけに、勿体無い気がしてならないのです。
そして、石原。
いつも思うのですが。
この人は、初球だろうが追い込まれていようが
スイングの軌道は真っ直ぐのタイミング。それでも振り遅れてファール。
変化球が来たら当てるだけのファール。
配球を読むとか何とかというのが全く感じられない。
こんな選手がプロ野球の一軍で打ってるのが少し疑問。
そんな打撃なので 極端に不振。そのためスタメンを外されていたように思うのですが。
何故か、マエケンの時には出てくるんですよね~。
で、4回表、二死満塁に回ってきた打席。
アップアップの今季初先発の鶴に対して。
0-1からの真ん中の真っ直ぐをなんと、ハーフスイングでファール。
まずこれが信じられません。
真っ直ぐを狙っていたなら狙ったようなフルスイングをすべきだし。
その後、ボール ボールで1-3のカウントに。
相手は苦し紛れの真っ直ぐを真ん中低目に。
ここでも、弱弱しいスイングでバットに当てるのがやっとのショートゴロ。
相手の状況と自分の状況を考えたら、粘って粘って何とかする といったような
勝負に対する意識とか状況判断といったものは無いのでしょうか。
仮にも捕手と言うポジションなのだから。
そこで、昨年の石井琢朗のように『打てないなら四球で』
というような思慮は無いのでしょうかとすら思ってしまいました。
そこで1点取っていれば、鶴はガタガタと崩れ去っていたでしょうね。
そんな不振の二人を思いながら見ていた今日の試合でありました。
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